こんにちは、そうです。
ある特定の被写体を無性に撮りたいと思うことはありますか?
僕は最近、綺麗な風景写真を撮ってみたいという欲が高まっています。
そう思うようになったきっかけは、木村琢磨さんというプロの写真家の方です。
Lightroomの「見つける」という、様々な方が投稿したレタッチの例を見れるセクションから見つけました。
木村さんは様々な被写体を撮られているようですが、僕は特に木村さんの表現する「色鮮やかな風景写真」が気に入っています。
気になる方はぜひググってみて欲しいです。
そんな木村さんは、柄木孝志さんという写真家の方と共著で風景写真の撮影ノウハウに関する本を出版しています。
そこには具体的な撮影テクニックだけではなく、プロの写真家の写真に対する考えも記されていました。
読んで印象に残ったこと、今後カメラに取り組む上で意識していきたいことを整理したいと思います。
「写真だからこう撮らなければならない」と思わない。

写真というものは、現実に存在する風景や瞬間を切り取るものです。
そのため、あまりにも現実離れな表現やレタッチは良くないのでは?と考えていました。
しかし、木村さんは、本書で下記のようにおっしゃっています。
僕はモットーとして「写真」という言葉にとらわれないようにして、写真以外の芸術、絵画や音楽などから得た着想も積極的に写真のエッセンスとして取り込んでいきたいと思っています。
風景写真の7ピース より 木村琢磨
これを読んで、いい意味で、僕の考える写真のイメージが壊れました。
初心者の僕は、写真には「こうあるべきである」というセオリーが存在していて、極力それに従わなければならないと思っていました。
しかし、必ずしもそういうわけではなく、自分が表現したい世界観を写真を使って表現して良いということなんですね!
そう思うと、写真って無限の可能性があるように思えてきます。
人の数だけ表現の方法があるということですよね。
また個人的に、木村さんの写真にどのように音楽のエッセンスが含まれているのか、気になります(笑)
今後も多くの写真を撮っていくとおもいますが、自分にとっての良い写真を追求していきたいと思えました!
自分ならではの視点で撮影する

最近はSNSで、誰でも気軽に他人を写真を見ることができるようになりました。
有名な撮影スポットで撮られた同じような構図の写真が無数に存在します。
いわゆる「定番構図」というやつですね。
先に言っておきますが、定番構図を否定するわけではありません。
定番構図は綺麗ですし、定番構図である立派な理由があると思っています。
ただ僕が思うのは、

もちろん、定番構図で撮るのも簡単ではないですし、定番構図を撮ったりもしてます!
ただ、いつかは自分ならではの視点で写真が撮れたらなあと思います。(今後に期待)
意図や目的をもって撮影・編集する

これは僕を含め、カメラ初心者にはなかなか難しいですが、大事なことだと思います。
これは僕によくあることなんですが、100枚とか写真を撮影して家で振り返って見てみると、実際に自分が気に入るのは多くて10枚とかそこらへんです(笑)
もちろんもっと少ないことも…
「なんとなく」で撮影した写真は、結局自分でも気に入らない写真になってしまうと考えました。
どうしてこの写真を撮ったのか? 撮影のポイントは? なぜこのようなレタッチをしたのか?
1枚1枚の写真を深く語れるようになったらかっこいいなと思います。
まとめ

以上、『風景写真の7ピース 撮影イメージがひらめくアイデアノート』を読んでみて、今後に活かせそうな考えを書き出してみました。
色々と考えすぎですかね?(笑)
何はともあれ、まずは写真を楽しむことが第一だと思うので、それは忘れないようにしたいです。
今回紹介したのはマインドに関する事ばかりでしたが、本書では具体的な撮影テクニックが作例付きで多く紹介されています。
もし気になった方は手に取ってみてください。