初心者でもできる!光跡写真の撮り方(レーザービーム)

撮影方法

 

光が伸びたような夜景の写真を見たことあるでしょうか。

このような写真を「光跡写真」といいます。(通称レーザービーム)

よく目にはするけど撮り方が分からない!なんて方も多いのではないでしょうか?

 

今回はカメラ始めたての方々に向けて、光跡写真の撮り方を解説しようと思います!

光跡が残る条件さえ理解できればすぐに撮れるようになるので、この機にぜひチャレンジしてみてください!

 

光跡写真の撮り方

 

 

光跡写真を撮るためには、ズバリ!

 

シャッタースピードを長くする

 

必要があります。

 

上記の写真を例にすると、光跡の正体は車のライトです。

シャッターが開いている間に車が移動することで、車のライトが光の軌跡として記録されます。

普段日中で撮るような早いシャッタースピードでは、光の軌跡は記録できませんので、長いシャッタースピードを設定する必要があります。

 

じゃあどれくらいの長さに設定すればいいの? ということですが、 私の経験上、

 

10秒以上は欲しいところです。

 

交通量が多い道路であれば、多少シャッタースピードが短めでも光跡が記録できると思いますが、長ければ成功する確率は上がると思います。

 

とはいえ、20秒ほどあればほとんどの場合は成功すると思います!

 

 

こちらは私が歩道橋の上から撮影した光跡写真です。

 

シャッタスピードは20秒、ISO160、F値11で撮影しました。

 

もともと交通量が多い道ではありますが、ちょうど正面の信号が青に変わってから撮影したところ上手くいきました。

 

光跡写真を撮る場合はタイミングも大事ですので、一度で成功しなかった場合は何回も撮ってみてください!

 

三脚は必要

 

光跡写真の撮影には、三脚はマストかなと思います。

 

10秒以上のシャッタスピードを手持ちで手ブレさせないのはいくら何でも厳しいですからね、、

 

最悪カメラを置く場所さえあれば大丈夫なのですが、構図も確保できて、カメラを丁度よく置ける場所なんてそうそうありません(笑)

 

三脚を使う際は、カメラ本体やレンズの手ブレ補正を切っておきましょう!

 

後加工するためにRAW撮影する

 

基本的に、私は夜景はRAW撮影していまして、光跡写真も同様です。

 

もうちょっと明るくしたい、暗くしたい、色味を変えたいという時に編集の幅が効きますからね!

 

RAWについては、

写真における”RAW”とは?RAW撮影するメリットも解説

をご覧いただければと思います。

 

最後に

 

 

光跡写真を上手に撮影するためには、

 

・シャッタースピードを長くする!

・三脚を使う!

・RAWで撮影する!

 

こちらをまず実践してみてください!

 

この記事を読んだ方は早速夜に出かけてみて、撮影してみてくださいね。

 

トライアルアンドエラーで自分なりに上手に撮れるコツを探してみましょう!