こんにちは、そうです。
先日撮影してきた夕日の写真を色鮮やかに仕上げてみました。
最近は、プロの写真家の木村琢磨さんの影響を受け、風景を鮮やかに、絵画のようにレタッチすることに憧れています。
今まで、彩度を大きくあげるレタッチはやったことなかったのですが、今回は意識して彩度を高くしてみました。
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今回の写真

今回はこちらの写真を…
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このようにレタッチしてみました。
「夕日のオレンジ色と青色を鮮やかに表現したい」という目標をもって取り組んでみました。
写真そのものが良いかといわれると…難しいですね(笑) 継続あるのみです!
そんなことはさておき、やっていきましょう。
ホワイトバランスを調整する
まず初めにホワイトバランスを調整しました。
ホワイトバランスをいじることで、写真全体を寒色(青色)にしたり、暖色(黄色、オレンジ色)に仕上げることができます。
今回の場合、空の青色を強調したかったので、ホワイトバランスを下げました。
変更前


変更前は空が灰色に近いです。
変更後


わずかな違いですが、空に青みを持たせることができました。
こうすることで、後に彩度を上げる際に、青色を際立たせることができます。
シャドウ、露光量を上げる
次にシャドウと露光量を上げました。
シャドウを上げたのは、橋のディテールを見せるため、
露光量を上げたのは、写真全体が暗すぎたためです。
※露光量を上げると写真全体が明るくなります。すなわち、この写真で一番明るい太陽が白飛びしてしまいます。それを防ぐためにハイライト(明るい部分)の明るさを下げています。
変更前

変更後

橋のディテール、写真全体の明るさを持ち上げることができました。
かすみの除去を上げる
次にかすみの除去を上げました。
かすみの除去とは、その名の通り、写真のかすんだ部分をクリアにすることができる機能です。
ちゃんとした原理はよくわかってないのですが、これを上げると空がより青くなったので、調整しました。
変更前

変更後

空がより青くなり、なんとなくクリアになりました。
Lightroomの現像に関しては、とりあえず自分でスライダーをグリグリ動かしてみるのが大事だと思います。
それでどのような変化が起きるかを知ることで、徐々に直感で使えるようになると思います。
彩度・自然な彩度を上げる。
最後に彩度を上げていきます!
もともと色鮮やかに仕上げるのが目標でしたからね。
ここで、「彩度と自然な彩度は何が違うの?」という疑問があるかもしれません。
これは使ってみると分かるのですが、彩度を上げると写真全体の色の鮮やかさが上がります。一方、自然な彩度を上げると、青色に特化して鮮やかさが上がります。(ほかの色は控えめ)
ぜひ試してみてください。
今回はどちらも上げてみました。
変更前

変更後

これで一通り完成です!
あとはトリミングしました。
オレンジ色と青色の対比はよく表現できたと思います。
まとめ
今回は色鮮やかに夕焼けの写真をレタッチしてみました。
過度なレタッチを悪とする風潮もないわけではないみたいですが、個人的には、自分が気に入っていれば全然okだと思います。
人の好みなんて十人十色ですからね。
なぜそういう色味にしたのか?なぜそのような構図にしたのか?
こういったことを聞かれた時に、バシッと答えが出せるように、普段の写真を撮影していきたいと思いました。
皆さんも、ぜひ自分が好きなように写真を楽しんでみてください!